人に対して好き嫌いが激しい人っていますよね。
好きな人にはいつまででも話していられますが、嫌いな人に対しては露骨にそれを表す人。
他の人にも「あの人キライ」って言って、他の人を巻き込むことさえあるかもしれません。
あなたも人の好き嫌いが激しいですか?
では、その理由を探り、克服する方法も考えましょう。
目次
人の好き嫌いが激しくなる理由
自分なりの正義感が強すぎる
人はだれでも少なからず正義感を持っています。
これは正しい、間違っている、という判断をします。
しかし、それが強すぎるとどうでしょうか。
自分が「間違っている」と思っていることを他の人がすると、その人に注意をする人もいますが、黙ってその人が嫌いになる人もいます。
相手にとってはそれは常識の範囲内であっても、自分にとっては常識の範囲外であれば、我慢ができないのです。
自分なりの正義感を振りかざすと、他の人からも距離を置かれることになるため、注意する必要があります。
すぐに相手を誤解しやすい
相手のすることを誤解することというのはありがちです。
しかし、「あの人がこうする、こう言うのはこう思っているからに違いない」というふうな誤解をしやすい人がいます。
そんなつもりのない、何気ない、たわいないことであっても、そこには隠された裏がある、と深読みしやすいのでしょう。
自分の世界と異なる人に対して、おうような見方ができないことに問題が隠されています。
他の人に合わせるためのキャパが狭い
大人として社会に出ると、それまで会ったことのないようなタイプの人とも接しなければなりません。
そうすると、どのように合わせたらいいのかわからず、パニックになってしまうことがあります。
それは、人を受け入れるキャパシティが、子供の頃からあまり成長していない人に見られる現象です。
子供の頃は、食べ物でも「これキライ!」と言えば済まされてきたような環境で育ったのかもしれません。
努力して合わせていこうという気持ちになれない、子供の状態を引きずっているのかもしれません。
不快な思いをしたくない
上のような傾向がある人は、多くの人から不快な感情を持たされます。
しかし、本人とすれば、不快な思いをしたくないでしょう。
そのため、不快の原因となっている人からは離れていくのです。
それは、あなたに対して注意する人も含まれるでしょう。
見方や考え方の違う人から何か意見をされると、その人のことが嫌いになり、不快になり、遠ざかっていきます。
人の好き嫌いを克服する方法
嫌いと思える人の深い内面を知るように努める
上で取り上げた好き嫌いが激しい人の特徴からすると、相手を表面しか見ていないことが多いです。
表面上に現れている一つの言動で、その人のすべてを判断してしまいやすいということです。
しかし、表面上に出てくることだけで判断するのは非常に問題があり、危険です。
第三者からすれば、あなたのほうが悪い、と見られかねないからです。
そうなると、周りからの評判を自分で下げていることになってしまいます。
そうなりたくないなら、嫌いと思える人と向き合わねばなりません。
その人が本当はどんな人なのか、しっかり知る必要があります。
そのためには避けているとそれは行なえません。
しっかり話をし、その人の内面、どんな人となりの人なのか、じっくり知り、また観察する必要があるでしょう。
そうすれば、その人が嫌いである理由はほんの些細な一面だったということに気づくかもしれません。
価値観が自分本位のものとならないようにする
価値観、それは正義感とも通じることですが、それが、独りよがりであれば、すぐに人とトラブルを起こしかねません。
ですから、自分は独りよがりなのかどうか、自分と向き合う必要があります。
あなたの価値観も、今まで生きてきて徐々に形作られてきたものでしょう。
しかし、性格によっては、自己本位という土台の上に、価値観を築き上げてきているかもしれません。
厳しい言い方に聞こえるかもしれません。
でも、あなたは実際のところどうでしょうか?
自己吟味をしっかりするべき立場にあなたはいます。
社会の一員だからです。
ぜひ、独りよがりなところがないか、自分を探ってみましょう。
成長して大人になる
子供の頃のキャパを引きずっている人は、やはり、「大人」になる必要があります。
つまり、他の人と合わせる、他の人から学ぶ、という姿勢を持つ必要があるのです。
もちろん、これは一朝一夕にできることではありません。
しかし、キャパの狭さがあなたの首を絞めている状態なのですから、努力が求められます。
いつまでも甘えているわけにはいきません。
社会にはいろ~んな人がいることを、学習していかなければならないのです。
そして、その人に合わせて、振る舞っていくことが求められるのです。
自分に子供っぽいところがあることに気づくとすれば、自分を成長させましょう。
それは、絶対あなたにとって益となるに違いありません。
終わりに
けっこう厳しいことを書いてきましたね。
でも、人の好き嫌いはほうっておいても何の役にも立ちません。
返って、あなたがトラブルメーカーだと思われかねないのです。
そんな評判を立てたくないですよね。
であれば、自分が変わる、成長する必要があります。
そうすれば、円滑な人間関係を持つことができ、今よりももっと幸せになることが出来るでしょう。
そうです、それはあなたの幸せに欠かせないことなのです。
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