人々の中には、どうしても一人で行動できない人がいます。

友だちなど、群れて行動しなければ生きていけないかのような人です。

もちろん、人間は群れで行動する生き物であり、それ自体は悪くないどころか必要なことです。

しかし、自分自身の価値観や自己肯定感の低さゆえに一人で行動できないとなると、これは少し問題です。

時には一人で行動する、一人の時間を大切にするのは、人間として成長していくのに大切な時間となります。

では、まず一人で行動できない人の心理状態をまず考えましょう。

それから、一人で行動できるようになる対処法と、メリットについても考えます。

 

一人で行動できない人の心理状態

 

では、一人で行動できないのはどうしてなのでしょうか。

次のような心理が働いていないでしょうか。

・一人でいるのはかわいそうな人なのだ
・仲間といると、自分が強い人、立派な人になった気分を持てる
・どうしても一人でいたくない自分がいる

などです。

これに派生する気持ちとしては、例えば、

「一人でいる人はかわいそうな人」という固定観念があると、一人でいると他の人の視線が気になり、同じように思われていないかとても怖くなるかもしれません。

ここから派生した考え方かもしれませんが、「仲間といることは良いことなのだ」と考える人は、一人でいるとまさかできないことを、みんなでいると勢いに任せてやってしまうことさえあるでしょう。

そして、「仲間といる」と、自分に共感してもらっている気がして安心すると共に、周りに共感する、つまり合わせてしまって、自分というものを持てなくなる可能性があります。

 

また、「どうしても一人でいたくない」という考え方は、依存心が関係しているのかもしれません。

自己肯定感が低いため、誰かに依存して、一緒にいてくれなければ気持が安定しないのです。

 

どうでしょうか。

思い当たるところがありますか?

では、一人で行動できる強さを持つために、まず一人でいたり行動したりすることのメリットを考えてみましょう。

 

一人で行動することのメリット

本当の自分を形作ったり、見つけたりすることができる

 

先ほども書いたように、群れでいると、「自分」というものを持たないですみます。

「みんな」の言うことに合わせていればよいのです。

これは本当に楽な状態でしょう。

でもそれは、本当に自分がしたいことなのでしょうか。

「みんな」が誰かの悪口を言っているとしたら、きっとそれに合わせていることでしょう。

いつの間にか、その人のことを悪い人だと決めつけるようになっていませんか?

つまり、こういう状態は、周りの価値観に「振り回されている」状態なのです。

本当のあなたではありません。

本当の自分ではなく、演じている自分である限り、本当の幸福感をつかむことはできません

 

一方、一人でいるなら、そのように周りの価値観に振り回された状態から離れることができます。

自分で判断し、自分で決定し、自分で行動しなければならないでしょう。

そうする時、例えば、自分って本当は他の人に感情移入できる人なんだということを発見できるかもしれません。

集団で悪口を言っていたときには決して見つけられなかった自分です。

あるいは、「こういう人になりたい」と思えば、その目標に向かって進むことができるのも、一人でいることならではです。

群れの仲間は、そうすることを応援してくれますか?

そうであれば、その群れに所属する価値はあるというものです。

しかしそうでなければ、その群れに所属する意義はないとさえ言えます。

幸福感を得るには、あなたはあなたでいる必要があるのです

 

一人の時間は、物事を深く考えるのに役立つ

 

いつも群れでいたり、一人でいても必ず誰かと連絡を取り合っている、こういう状態では、物事を考えることができません。

しかし、一人でいる時は、物事を深く考えるチャンスです。

今まで、何かの物事について深く考えるという習慣がなかったかもしれません。

それは、群れていることの一つの大きな弊害です。

 

でも、一人でいる時は、静かに、自分について、人生について、他の人との良い関係について、深く考える時間にすることができます。

何かの本を読むことによって、自分を高める時間にすることができるかもしれません。

このように、自分について、またこれからについて深く考えることは、自己肯定感を高める時間ともなります。

ネガティブなことばかり考えるのではなく、ポジティブに考える練習をするのです。

いつもは群れていて、余った時間は一人でいると、急に寂しくなり、ネガティブなことを考えてしまうかもしれません。

しかし、一人でいることに慣れてくると、寂しいという感覚より、ホッとした感覚、そして、自尊心を構築する感覚を持つことができます。

ぜひ、物事を深く考える習慣を身に着けましょう。

そうするためには、一人でいる時間を意識してしっかり持たなければならないでしょう。

一人を楽しむための対処法とは?

まずは価値観を変えよう

 

あなたは今まで、一人でいる人のことをかわいそう、と思ってきたかもしれません。

それは、一つの価値観です。

しかし、多くの人は、そのような価値観を持っているわけではないことを知る必要があります。

かえって、一人でいる人のことを立派な、アイデンティティーをしっかり持っている人、とみなすことさえあります。

そのことをよく認識すれば、周りの視線も気にならなくなってくるでしょう。

 

一人で行動して、その楽しさを知ろう

 

あなたは一人でショッピングや食事にでかけたことがありますか?

想像するだけでも恐ろしいかもしれませんね。

でも、ある人たちは、たとえ女性であっても、一人旅を楽しむ人さえいます。

一人で旅することのどこが楽しいのでしょうか。

それは、誰にも気を使わずに、自分でやりたい、行きたいところを見つけ、完全な自由を楽しむことができるからです。

あなたも一人でショッピングに出かけて見られませんか?

きっと、その自由さの心地よさに驚かれることでしょう。

その間は、他の人とメールなどで連絡しないようにしてくださいね。

 

「人と違う」ということを楽しもう

 

群れでいると、考え方が似てくるだけでなく、外見までも似てきませんか?

髪型や服装など…

そうじゃなくて、一人でいるなら、そんなことで人と合わせる必要を感じなくなってくることでしょう。

いい意味で自分は自分、ということが認識できると、オリジナリティあふれるあなたが出来上がっていくでしょう。

それを楽しんでください。

徐々に自分が変わっていくことを楽しんでください。

 

終わりに

今回は、群れで行動しかできない人のために書きました。

しかし、人間は群れで行動するものでもあり、集団の中での立ち振る舞い、対人関係のスキルの向上なども磨いていかなければなりません。

そのことは別の機会に譲るとして、

今まで、一人で行動できなかったあなたが、一人の楽しさを知るようになると、人間的に数段ステップアップした自分を感じることができるに違いありません。

これらの情報が参考になり、一人で行動できる強さと勇気と楽しさを持てるようになることを願っています。

 

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