他の人を観察していると、時々、「自分の殻に閉じこもっているなあ」と感じることがあります。

非常にもったいないことですし、すごく残念な気持ちになります。

しかし、本人にとってみれば、「殻に閉じこもっている」という感覚もないかもしれませんが、

あるいは、「自分なんてどうせ…」と思っている人も少なくないでしょう。

なぜそのような考え方になるのでしょうか。

そのような人は、他の人と自分を比較する傾向の強い人かもしれません。

あるいは、子供の頃から成功体験、言い換えれば、褒められたことが少ないことも災いしているのかもしれません。

たった一度の人生、自分の殻に閉じこもるのは本当にもったいないですね。

あなたもそう感じ、それでこのページにたどり着いたんだと思います。

では、どうすれば自分の殻を打ち破ることができるのでしょうか。

それには、やはり自分に対する考え方を変える事が必要になってきます。

その点で、興味深い実験結果があります。

それは、ノミのジャンブ能力です。

ノミは自分の限界を決める生物

ノミは、体長1mm~9mmの大きさの生物です。

そしてノミは、普通、こんな小さい体をしていて、自分の体長の60倍ほどの高さを跳べる能力を持っています。

種類によっては60cmほどの高さを跳べるということですね。

 

しかし、興味深いある実験をされたことがあります。

ノミを、虫かごのような、小さな箱に入れ、蓋をしておきます。

ノミは、箱から出ようとして、何回もジャンプします。

そうすると、当然、蓋に体を打ちつけるわけですね。

 

そのようなことを経験していくうちに、そのノミは、驚くような行動をします。

つまり、その箱の高さの分しか跳ばなくなる、ということなんですね。

ですから、蓋を取っても、もはや箱の外へ跳び出すことができなくなります。

あたかも、自分の限界を定めてしまう、しかも低い方へ、そんな生物なのです。

自分のいわば痛い経験によって、自分ってこれだけしか飛べないんだ、とあきらめているかのようです。

これって、誰かに似ていませんか? つまり…

自分で自分の限界を決めてもそれは間違いのことが多い

そうなんですね、自分で自分の限界を決めてしまう人のことです。

最初に述べたように、成功体験が少ないと、「自分はこれぐらいしか出来ないんだ」と、決めてしまうものです。

頭を蓋にしたたか打ちつけて、自分の限界を決めてしまったノミのような感じです。

 

確かに、頭を打つ、という経験は、人間もします。

調子に乗っている人がするようにです。

でも、頑張っても成功しなかった、という経験をした場合でも、同じように頭を打ったと苦い思い出だけが残るのかもしれません。

なので、次第に自分の殻に閉じこもってしまう。

 

でも、往々にして言えることですが、

自分のことを一番良く知っているのは自分、ではない、ということが多いです。

周りの人のほうが、あなたの潜在能力を見抜いている、ということさえあります。

そうなんです、私たちには皆、自分の気づいていない潜在能力があるのです。

その潜在能力って何なんだ、どんなものなんだ、と言われれば、今の私にはわかりませんが、

それは自分で見つけていく必要があることでしょう。

 

自分の殻を打ち破る一つの方法

また、面白い傾向が人間にはあります。

それは、短所は、長所の行き過ぎ、ということが多いということです。

自分では短所だと思っていても、それは、長所が出すぎてしまっている、ということがあるのです。

例えば、「あの人は自分のことをこう思っているに違いない」と悲観しがちな短所を持つ人は、

実は人間観察が非常に鋭い、という長所を持っているのかもしれません。

 

それで、自分の殻に閉じこもる傾向のある方におすすめしたいことがあります。

それは、自分の思う短所を書き出してみることです。

短所ならいっぱい書ける、と思われるかもしれません。

しかし、その短所を一度見直してみてください。

そこに長所は隠れていませんか?

言い方、呼び方を変えるだけで、長所にならないでしょうか?

この作業を行うと、自分に対して、目からウロコの状態になるかもしれません。

いや、その可能性は高いです。

 

自分に長所がある、ということは、自分に強いて言い聞かせる必要があることでしょう。

次にすべきことはこのことです。

つまり、自分の長所を自分に言い聞かせることです。

そして、それを伸ばす方法を考えることです。

先ほどの人間観察の例をとれば、ネガティブな結果だけでなく、ポジティブな結果を見て取る練習をする事ができるかもしれません。

 

そうしていくうちに、自尊心が高まっていくことを実感できることでしょう。

もう自分の殻に閉じこもる必要はありません。

それを打ち破ることができるのです。

あなたには、長所が必ずあります。

短所があるなら、それは長所がある証拠です。

では、そのことをしっかりと心に留め、自分で限界を定めるのではなく、長所を素直に見つめるようにしましょう。

そうすれば、オリジナルの自分を出していく、つまりありのままの自分を出して生きていくことができるでしょう。

 

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